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日本の未来

グローバル化に邁進する日本の未来に危機感を抱く者です。歴史認識を正して日本人としての誇りを培いたいと願っています。体験にもとづく本音トークも交えます。

北朝鮮の人民の犠牲を侮るなかれ!

 

日本が対米依存でぬくぬくと生きてきたこの70数年、北朝鮮は独立国家として生き延びるための努力を続けてきました。金日成は「自主(政治)・自立(経済)・自衛(国防)」を目指して主体思想を打ち出し、ソ連にも中国にも与(くみ)しない独自の路線を探ってきました。軍事費は国家予算の50%を越えていき、国民は徹底的に洗脳されていったといいます。

北朝鮮核兵器による力の均衡が、世界の中での国家の位置づけを決定することに早くから目を付けていました。地下には核シェルターを作り、自らも既に1958年頃から計画をし、核兵器の開発に尽力してきました。その目的は、韓国に脅威を与え、南北を統一する際にアメリカの介入を抑止できるから、ということです。最高レベルの教育を受けた優秀な学生たちが、ロシアで核開発の技術を学びました。

小国がどうしたら独立を守り、生き延びて行けるのかを真剣に考えてきたのに、約30年もの間、大国たちはさほど意に介することなく、ほぼ放任状態でした。その後1992年に北朝鮮IAEAの国際査察を受けたとき、プルトニウムを度々取り出していることをつきとめ、強制査察を迫られることになりました。

そこでNPT脱退をどうするかをめぐって、駆け引きが行われました。そこから北朝鮮瀬戸際外交が続くことになります。強制査察を拒否しながら、核兵器開発を進めていったのです。1994年に、金日成が亡くなった時には、もう既に核兵器を手に入れていたにもかかわらず、世界を欺いて核の放棄をほのめかし、有利な外交を進めました。

そしてクリントン政権の時、もう一歩で国交正常化にこぎ着けそうになったにもかかわらず、ブッシュ政権の威圧に対抗して、NPTを脱退、昨年2月には核兵器保有宣言をするに至りました。


日本においては、国会の議論にしても、一個人の危機意識にしても、何か上の空です。自国民もしくは自分自身の安全をいかに確保するかについて、お手上げ状態というようなものです。個人的には、ほとんどジョーク混じりに、願わくば他県が被害を受けますように・・・と公言して憚らないのです。これで無傷で済むほど、国際社会は甘くないのではないでしょうか。

もちろん北朝鮮のように、体制に反対するものを簡単に粛正したり、党首の意に沿わないミスでもしようものなら家族ぐるみで処罰されたりというような国家のあり方が、正しいはずはありません。革命のためなら他国の人民の自由や人権、命までも犠牲にするのは、犯罪以外の何ものでもありません。しかしながら、主体思想のもと、いかに大勢の自国民もまた犠牲を強いられてきたことを思うと、ただ単に北朝鮮という国を侮り、蔑むというのは、傲慢に過ぎるという念も湧いてきます。         

         
北朝鮮という国は、1948年に建国してまだ70年、3代です。これから未来永劫、こうした体制が保てるとも思えませんが、各国が日本を押さえつけておくための脅威としてこの国を存続させようなどという策略は、一切ご無用だというのが偽らざる本音です。もしも北朝鮮が国家として生き残るつもりならば、核の保有より何より、まともな人道主義を国内外に示してほしいと強く願います。

日本政府も、本気で、拉致被害者救出を最重要課題と位置づけているのであれば、あらゆるチャンスをそこに結びつけて、トランプを上回る世界を驚かせるほどの策略を示してほしいものです。チャンスなどというものはそうそう転がってはいません。機に臨んで積極的に掴むしかないのです。北朝鮮側から、「拉致については誰も気にしていない」などとわざとらしく言ってきている今、何ができるでしょうか?




 『平成18年度文化庁芸術祭参加番組 ドキュメント北朝鮮

  https://www.youtube.com/watch?v=tTFsieg6fBQ
                         

朝鮮半島Xデー長嶺駐韓大使と森本釜山総領事が帰任、朝鮮半島有事・邦人保護計画の具体的立案が急務
  
  http://6707.teacup.com/gamenotatsujinn/bbs/3892


ひろゆき】『北ミサイル』日本政府のバカさ加減に呆れる....

 https://www.youtube.com/watch?v=I4q_enu4qxk

  2017/04/20 に公開