日本の未来

グローバル化に邁進する日本の未来に危機感を抱く者です。歴史認識を正して日本人としての誇りを培いたいと願っています。体験にもとづく本音トークも交えます。

「敵国条項」「地位協定」「憲法」ー【緊縛に麻痺した日本の平和】


終戦の日に当たって、ある程度でも見通しをよくしたいと思い、過去の拙ブログや 様々な動画や言説を見て、考え続けました。けれども国の在り方を根本から問い直す絶好の機会なのに安倍政権が性急すぎることと、国民の関心は広がりつつあ るけれど、理解が深まらないまま、多くの人々が短絡的な行動に走ってしまっているということに、如何ともしがたい気持ちになるばかりです。


過去の拙ブログを振り返ってみると、「集団的自衛権」に関する考察を、いろいろな視点から一生懸命やり始めていました。特に2014年の2月に書いた国連敵国条項」削除という重要な内容が、国会の議論でも放置されたままになっているように思います。(下記参照)


集団的自衛権」以前に「国連敵国条項」削除を!

http://satuki8989.blog.fc2.com/blog-entry-378.html

2014年02月14日


また、敵国条項については、最近、下記の動画が盛んに取り上げています。


らっきーデタラメ放送局★第157回『敵国条項って知ってる?』

https://www.youtube.com/watch?v=NMCGvuLilcE

2015/06/23 に公開



らっきーデタラメ放送局★第158回『デタラメショッピング 集団的自衛権

https://www.youtube.com/watch?v=_UNDjJP_5Nk

2015/06/30 に公開


らっきーデタラメ放送局★第159回『憲法!条約!国連憲章!』

https://www.youtube.com/watch?v=mNozUn6UbQ4

2015/07/07 に公開


数日前に視聴したチャンネル桜の討論番組で、安保法制を考える際に、何が困難で、何が欠落しているかということに関して、西部邁(すすむ)氏がおっしゃったことが印象に残っています。(主旨を思い出して書くと、次のようになると思います。)

●安保法案に反対すると、簡単に平和主義に足をすくわれる。
  憲法礼賛の平和主義者に自分を近づけていくというばかげたことになる。

●安保法案に賛成すると、アメリカ従属の延長上に自分を置くことになる。
  アメリカの思惑に従って、戦争のリスクに自ら近づくことになりかねない。
     
◎日米同盟も70年の経緯を考えると、第一の条件として、自主防衛力の強化を念頭に置いて、集団的自衛権の行使を考えるときにきている。
  ところが、この第一の条件に関する議論が一切行われていない。



要するに、このブログ記事のタイトル敵国条項」「地位協定」「憲法」ー【緊縛に麻痺した日本の平和】に示したように、

「日本は戦後70年、平和を守ってきたことを誇りに思う」などという言い方もよく聞かれますが、

実際は、アメリカ軍の基地として自由自在に国土を利用させているという点においては、間接的に戦争に加担してきたのだし、

70年経った今なお、敗戦国としての負い目を持ち続けており、軍事的にも、経済においても、独立国家としての主権を本当には回復できていないのです。その意味では、戦争は完全には終わっていないのです。

せめてもの救いは、直接他国に対して武力行使せずにきたことですが、これは我が国が平和を築いてきたというわけではなく、日米同盟の元で、憲法9条を逆手にとって利用したからできたのです。

今、アメリカからの強い要請があるのだと思われますが、国会ではあくまで安倍首相が積極的に集団的自衛権の行使を進め、世界平和への貢献をしようとしているという説明がなされています。

問題は、同盟国であるアメリカが、平和と安定よりもむしろ戦争と混乱を招く国だということです。アメリカはいまだに世界最強の国だとは言えるのでしょうが、自由と民主主義の国、正義と平和を具現した理想の国などでは断じてありません。

解釈にせよ、改憲にせよ、これまで歯止めとして利用できた憲法上の制約を先に解いてしまい、「日米地位協定」や「国連敵国条項」を後回しにするなら、今回の安保法案が、戦争法案にすり替わっていく危険性は大いにあり得ると思います。