日本の未来

グローバル化に邁進する日本の未来に危機感を抱く者です。歴史認識を正して日本人としての誇りを培いたいと願っています。体験にもとづく本音トークも交えます。

東京五輪に向けての課題


東京五輪に向けての課題として、紛争のない平和な世界の実現と、違反行為のない正々堂々とクリアな勝負をすることが、挙げられると思う。」と前回書いたが、付記したい。

2016年6月20日のBBCニュースによると、

    現在、世界の難民は  6530  万人

で、戦後最多である、と国連難民高等弁務官事務所UNHCR)が発表した。

つまり、自分の母国、すなわち拠り所である住むべき場所を喪失した人々が、この地球上に溢れているのだ。

また、2016年上半期に、テロを経験した都市の例を挙げると、ダッカバグダッド、ラマーディ、モスル、アレッポ、ダマスカス、イスタンブールアンカラベイルート、アデン、カブール、ラホール、ディクワ、バイドワ、オーランド、パリ、ブリュッセル
・・・と続く。(「山猫日記」三浦瑠麗氏のブログより)

ドイツ在住の作家・拓殖大学日本文化研究所客員教授(川口マーン恵美氏)によると、テロは日常茶飯事であり、日本で報道されているのは、その中のごく一部だそうだ。

国防においても、尖閣の情勢をはじめとする中国からの圧力、北朝鮮の脅威、米国や韓国からの圧力と、問題は山積している。

日本のポップカルチャーをアピールした「安倍マリオ」は、世界から概ね歓迎されたようだが、現実の厳しさを、十分に認識して、国のあるべき姿を実現していきたい。


ま た、東京五輪のもうひとつの課題は、いかに費用を節約するかということだ。大会組織委員会の試算によると、2020年の東京オリンピックパラリンピック に必要な会場整備や大会運営費が、立候補時に提示された「立候補ファイル」での3013億円の6倍の1.8兆円にも及ぶとのこと。

リオ五 輪では、ほとんどの施設が、仮設のものだった、大会後はその材料を使って別の施設を作る予定だ、などと報道されていたし、選手村での生活は必ずしも快適と は言えなかったという選手たちの生の声も聞いた。安倍首相は「選手たちにとって最高の環境を整える」などと公言したが、例えばマラソンひとつ取っても、炎 天下での東京マラソンを快適なものにするために、道路を熱に強い材料で改造するとか、街路樹を植えるとか、莫大な費用が掛かると報じられている。

参考になるのはロス五輪だそうだ。これは、商業五輪とも言われ、税金は一切使わず、民間企業のスポンサーを募ったところ、企業が次々に名乗りを上げ、高額の 協賛金が集まった。かくして最終的にはこの大会は、およそ400億円の黒字で終了かつ成功し、その全額がアメリカの青少年の振興とスポーツのために寄付さ れた、というのだ。是非、参考にしてほしい。