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日本の未来

グローバル化に邁進する日本の未来に危機感を抱く者です。歴史認識を正して日本人としての誇りを培いたいと願っています。体験にもとづく本音トークも交えます。

追従悲し【思考停止の安倍首相】

 


先日(H29 4月9日)のNHK「日曜討論」では、珍しく・・・と言いたいほどトランプ大統領のシリア攻撃に対して率直な意見が聞かれました。


藪中元外務事務次官は、「非常に驚いた。主張が簡単に180度変わる危うさを感じた」と言われました。

下斗米法政大学教授の発言の要旨は、「ロシアは驚いている。米露の連帯が遠のいたのは確か」でした。

国分防衛大学校長は案の定、「米の行動は、北朝鮮にとってものすごく大きな圧力になった」とアメリカ寄りの発言でした。

山東京外語大教授は、「シリアの情報は、ありとあらゆる所に疑問が残っている。化学兵器をシリアが使ったのか。米の攻撃対象は、本当に化学兵器のある基地だったのか」と言われました。

川上拓殖大教授は、「米の国防戦略の一貫としてのオプションの一つだった可能性がある」とのご意見でした。「このままでは、ロシア、イランに有利に進んでいくので、今後アメリカに有利に進めるための手だてだったのでは?」というのです。

いずれにせよ、今回のトランプ大統領のシリア攻撃に対しては、疑義が噴出したといえる内容でした。

ああ、それなのに、番組の途中で挿入された日米首脳電話会談で、(発言を途中で切ってまで首相談話を優先したわけですが、発言者に対して非常に失礼な印象を受けました)安倍首相は「米の強い関与を高く評価」したのです。引用すると「約45分にわたってシリアについて、また北朝鮮について率直な意見交換を行うことができました。私からは、トランプ大統領がまさに同盟国、そしてあるいは世界の平和と安全のために強いコミットメントをしていくことに対して高く評価を致しました」・・・だそうです。

「同盟国として当然」、という意見もごもっともではありますが、ここで国民全体が、右に倣えで、流されてしまってはならないと強く思います。

三木清の思想を紹介した文章に、「自己保身しか考えていない人にとって、不正を指示する上司、あるいは間違っている国や組織に対して『NO』という選択肢はない」という箇所がありました。まさにこれに当てはまるように思われます。

最期に討論番組のコメントより、参考になるご意見を引用します。



《参考》

【討論】これでいいのか?日本の政治[桜H29/4/8] のコメントより


シリアの「サリン攻撃」は諸説あるが、シリアに「良い」反乱勢力と「悪い」反乱勢力がいるという話は大嘘で、事実上全てがISIS=アルカイダの別働隊だというシリア人は多い。今回の事件はその中の一派が仕組んだ、市民を犠牲にした自作自演だという説もある。米国は1ヶ月以上も前から攻撃準備をしていた。

サリン攻撃」は単なる言い訳でしかない。今回も子供の死体の写真が公開されたが、我々は何回騙されたら懲りるのか。湾岸戦争時の原油まみれの水鳥、クウェートの病院でイラク兵が保育器から未熟児を放り出して殺したのを目撃したと、米議会で証言した少女は駐米クウェート大使の娘で、当時は米国にいたことが後で判明している。「サダムフセインが45分で西欧諸国を大量殺戮兵器で攻撃できる」も真っ赤なウソであった。もういい加減にしようではないか。戦場でサリンを使う意味があるとしたら、数万の兵力が塹壕戦で対峙した第一次大戦の欧州戦線のような特殊な場合に限られる。英米の戦争屋に直接侵略の絶好の根拠を与える以外に、今のシリアで50人くらいの市民を毒ガスで殺害することに何か意味があるだろうか。子供の死体の映像は誰でも心をかき乱される。戦争広告代理店の得意技である。そういえば欧州の難民対応の舵を大きく転換させたのも子供の水死体の写真だった。

シリアは中央銀行を国際金融資本に売り渡すことを拒否した。このことだけでもアサドは本当の愛国者であることが分かる。シリアがしつこく攻撃の対象となる理由はこれに尽きるだろう。因みにシリア攻撃をこの7年間一貫して主張しているマケイン議員は、ロスチャイルド財閥から直接カネを受け取っていることが暴露されている。